ロールパンナがブラックになるとき

2006/08/07

アンパンマン

昨日のアンパンマンの放送は『ばいきんまんとブラックロールパンナ』と題してロールパンナが登場しました。 が、30分1本立ての構成だったわりには内容が…、イマイチ。

ロールパンナを活躍させるには、まごころ草の力とばいきん草の力が不安定になりパニックにならんとあかんのやけど、ばいきん草を注入しないとブラック・モードにならないロールパンナでは何か物足りません。 誕生時にばいきん草を入れたんやから、注入しなくても何かの拍子にブラック・モードになってもいいのです。 これでは「何のためにくらやみ谷にいるんですか?」ってなことになる。

「物語の最後はお決まりのアンパンチ!」のように、ロールパンナを目覚めさせるのはメロンパンナでいいんやけど、次回はもうちょっと違う形でブラックになってほしいなぁー。 「えっ、もしかしてこの感じ、この雰囲気はブラックになってしまうの?」みたいな、ブラック・モードに入るか入らないかの境界を感じさせ、なるかならないかでもっとドキドキさせてほしかったりします。

作者が何を考えて2つの心を持つキャラを登場させようとしたのかわかりませんが、本来のロールパンナとは「醜い人間の嫌な表裏、二面性を遠回しにそっと子どもたちに伝えるようなキャラであってほしいな。」← 子ども向け番組やけどね。 (^^;

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自然観察の全記録と一口話/おもにトンボについて/林床や水辺の生きものを撮影しています

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